iOSアプリのリリース手順まとめ。

2014/3/14

プログラムを作るほかにも、けっこういろんな作業がありました。 手順をまとめておきます。

  1. アプリに埋め込むリソースの制作。
    1. ローカライゼーション。

      デフォルト言語=英語、ローカライズ言語=日本語(だけ) とした。 メイン部分は JavaScript で書いてあるので NSLocalizedString() は使えない。 JavaScript 内の String をリソース化してローカライズ対応させた。

    2. アイコン(AppIcon)の制作。

      iOS7 だけ対応する場合、App Store / iPhone / iPad 用に9種類の画像が必要。 決められたファイル名で作成したうえで、 XCODE5 の xcassets にドラッグ&ドロップしておいた。 一見すると確実な管理ができそうだが、間違ったサイズでもドロップできてしまうので、 意味がない。注意深くドロップしていく必要がある。

      リンク:[iOS 7] iOSアイコンファイル早見表(2013/9)

    3. スプラッシュ画像(LaunchImage)の制作。

      iPhone 3.5" / 4" / iPad 用に6種類の画像が必要。 こちらも決められたファイル名で作成して、xcassets に格納した。

      リンク:iPhone,iPadのアイコンなどのサイズ

  2. App Store 登録用リソースの制作。
    1. スクリーンショットの制作。

      iPhone 3.5" / 4" / iPad 用に6種類の画像を制作。

    2. Description の制作。

      日本語版と英語版を作成。英語は Google 翻訳を使ったのだが、 日本語版をそのまま英訳しても意図した英語にならないので、英訳用の日本語は別に書いた。 主語述語をきちんと書いて、ちょっとくどい感じの日本語を与えた方がうまくいく。 まあ、ネイティブから見たら片言だろうけれど、読む方も非ネイティブってこともあるし、 必要な情報が入っているかどうかだ。

      あと、ここにアプリの訴求点が集約されるので、企画段階でまずこれを書いた方が良いと思った。

  3. 入金口座の登録。

    「有料アプリ」または「iAd 広告付きアプリ」をリリースする場合は事前に入金口座の登録が必要になる。 iTunes Connect の Contracts, Tax, and Banking から以下の申請/登録を行う。

    • Appleとの契約申請
    • 入金口座の登録
    • 課税情報の登録
    申請して数分後には契約が有効になった。早い。

    リンク:iTunes connectで入金口座の登録をしよう

  4. アプリのリリース。

    iTunes Connect の Manage Your Apps からアプリを登録/アップロードする。主な手順は下記。

    • リリース用のProvisioning Profileを作成。
    • iTunes Connectでアプリの詳細情報を登録。
    • XCODEでアプリをビルドしてアップロード。
    • レビューを待つ。

    リンク:よく分かる!iOS アプリのリリース手順のまとめ



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